〜追熟ってな〜に?〜
追熟のメカニズム
「ル・レクチェ」のメルティングな食感と芳香はどうして生まれるのでしょう?
西洋梨は、樹にならせたままではうまく追熟しません。また仮に樹上で成熟しても、水分の発散により果汁がすくなくなったり、肉質がボケて極端に食味が劣ってしまいます。そこで、収穫後に環境条件を与えて、正常な成熟を促します。これを「追熟」と言います。
西洋梨ルレクチェも樹上では完熟させず、収穫してから追熟させることにより、はじめて本当のおいしさが生まれてきます。


西洋梨がなぜ樹上では成熟しないのか、詳しい理由は分かっていません。樹からもぎ取られることによって、成熟の直接の引き金になっているようです。おそらく果実の内部では、数種類の植物ホルモンが複雑に関与しながら、成熟に生理をコントロールしているのではないでしょうか。
エチレンが「第4の植物ホルモン」と言われ、果物の成熟に重要な役割をもっていることは事実です。西洋梨でも、ごく僅かな量ですが、果実内にエチレンガスが生成されます。果実によって生成される量や時期が多少異なるため、集団で追熟させ熟度のムラをおさえます。
ご注文は西洋梨注文フォームで
追熟・・目に見える変化
≫