〜家庭での保存方法〜
〜家庭での保存方法〜
追熟についてご理解できたでしょうか?
ここからは、送られてきたルレクチェの保存についての説明です。
出荷の前半(追熟程度7割)
概ね35日〜40日経過。
可食状態となっているが、まだ食べ頃には至っていない。ルレクチェの「魅惑的な芳香」は微々。果肉もやや硬い感じ。
この頃の果実を主に贈答用としてお客様に発送しています。
出荷の後半(完全追熟状態)
追熟は完了しており、十分ルレクチェの「味」を満喫できます。
その後腐敗が顕著になるので注意が必要。
前のページでエチレンの影響が大きい・・・と、お話しました。
保存には、エチレンを取り除くのがベストです。
どうすればよいかと申しますと、冷たい場所に置く。風通しの良い場所に置くことが望ましい。箱の中にエチレンが多いと追熟はどんどん進みますので箱からすぐに出す必要があります。
家庭の冷蔵庫での保存は、良いように思われますが、エチレンを逃がす工夫を。他の野菜や果物の影響も受けますので注意が必要です。
透明な専用袋
果実を包んでいる透明な袋から出しても出さなくても構いません。
この袋は小さな穴が開いており、ここから呼吸をしています。果実のスレや傷みを防止しますのでこのままで結構です。乾燥を防ぐ効果もあります。長期保存しておきたい場合は果実を取り出した方が良いかも知れません。
(炭酸ガスを充満させない)
※袋には食べ頃についての説明が印刷されています。また、同梱のリーフレットも参照してください。
ルレクチェはデリケートな果物ですので、十分な管理が必要です。
おさらい
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